組織として 青年会議所の誇るべき価値

 

 将来、この地域を背負っていく子供たちに、伝統や文化の大切さ、先人を敬うこころ、愛するものを守ることの尊さ、生きることの素晴らしさを伝えていくことができれば何て素晴らしいことでしょう。そこから、「おかげ様で」という感謝のこころや、他人を労う思いやりのこころを育んでいきたいと考えます。
総じて世界の中でも豊かであると言われる我が国において、現在ある環境が決して当たり前でないことを語りかけながら、わが国をこころから誇れる子供たちの育成を行っていきたいと考えます。
 そして、私たちの想いをより多くの子供たちの心に響かせるために、先輩諸兄の開拓精神を引き継ぎながら、そこに新たな息吹を吹き込んでいきたいと考えます。
物事を前向きに捉えながら、常に肯定思考を持ってこれからの人生に挑んでいける、そして、仲間同士で大いに夢を語り合える。晴れあがった空のように、たかだかとしたこころを持った、そんな青少年育成に取り組んでいきたいのです。

  組織にはルールが必要であり、そのルールが厳格であればこそ、そこには学ぶべき価値があり、何かを見出すことができるはず。「素直な心で楽しむ」ということの大切さは十分に理解しています。確かに青年会議所活動の魅力の一つであると思います。しかし、それだけを求めるのであれば、その先にあるものが見えず、自分自身を成長させることは難しいでしょう。私たちの組織には、「なあなあ」でない、伝統的に受け継いできたルールがあります。その厳しさの上にこそ、心底の思いや、物事の本筋や、熱い友情が見出せるのではないでしょうか。JC活動はなかよしクラブやサークルのようであってはならないと考えます。

青年会議所活動を真面目に、そして前向きに取り組むことができたなら、ここで過ごす時間が、生涯を通した成長の糧となるはずです。

大いに夢を語り合うことで、様々な想いを互いに理解し合いながら自分自身を成長させ、ずっしりとたくましい足どりで大地を踏みしめるように、これからの人生において能力を如何なく発揮していくこと。このことは、青年会議所に在籍することの誇るべき価値であると確信します。
会員各々が青年会議所に在籍しているその価値を改めて再確認し、様々な立場であってもお互いがお互いを思いやれる。そして、進むべきベクトルを併せ皆と共に歩んで行くことができたなら、今まで以上に地域、市民の負託に応えることのできる組織となるでしょう。組織を活かすも活かさないも組織を構成する我々ひとり一人の想い次第なのです。

同時に、組織の活性化を考えるにあたっても、新たな仲間の和を広げ、お互いに切磋琢磨し合うことのできる機会を得るという意味においても、会員拡大は青年会議所運動の最も重要な命題の1つであります。勿論、この武生青年会議所にとっても例外ではありませんし、むしろ非常に緊迫した問題です。私たち会員ひとり一人が真剣になり、誇りと情熱を持って会員拡大に取り組んでいくことで、1人でも多くの仲間を創っていこうではありませんか。

ひとづくり 伝えたい、日本の誇るべきこころ

 

青年として、疑問に感じることを妥協し納得のいかないまま終わらせない。

本筋を見失うことなく、烈々たる気迫をもって物事に挑む。

何事に於いても「おかげ様で」という感謝の
こころを大切にする。

大いに夢を語りながら、不退転の覚悟と感謝の気持ちを持って皆で成果を見出そう。

【基本方針】

想いが強ければ、考え方が変わるだろう。

想いが強ければ、行動が変わるだろう。

考え方、行動が変われば、結果が変わる。

結果が変われば、見えてくるものが変わり、

見えてくるものが変われば、自分自身が変わる。

まずは己を着実に成長、前進させながら、夢を語れる強い信念が必要である。

【基本理念】

着実な一歩を進めるために

 

古の時代より、日本人は他人を思いやりながら自分自身を律するという、他国に誇るべき精神や文化を創り上げてきました。しかしながら、近年に於ける合理化至上主義は、確かに近代化を推し進め、豊かさ、便利さを私たちは手に入れることが出来たものの、一方では、人と人との繋がりを希薄化させ、何か大切なものを他所へ追いやってしまったように思います。
結果、物事に対する価値観の変化は、心の荒廃を招く大きな要因となってしまったのではないでしょうか。
日頃見聞きする悲しいニュースの多くは正にその結果であり、更にはこれらの負の連鎖に加え、経済不況がより一層の拍車を掛けている状況です。

しかし、このままで良いのだろうか。何かが違う。

何か焦りにも似た感情を持っている会員は少なくないはずです。

だからこそ、こんな社会情勢を悲観するだけでなく、強い信念と勇気を持って「明るい豊かな社会」の構築に向け、我々がしっかりと青年会議所運動を推し進めていかなければならないのです。
我々の行動が、すぐに社会を大きく変えることは難しいでしょう。しかしながら、先輩諸兄から受け継がれてきた熱い想いは、この地域に、他ならぬこの武生青年会議所の中に脈々と息づいているはず。
「家族を思うこころ」、「郷土を思うこころ」、そして、「仲間を思うこころ」。
これらの「想い」や「こころ」を真正面から受け止めながら、ほんの僅かであっても着実な成果をもって前進していきたい。

その為には、私たちが今まで以上に自己研鑽、資質向上を図っていかなければならないのです。
まずは、私たちが物事の核を見極めることのできる高い見識と判断力を身に纏うべく自分自身を成長させ、こんな社会情勢の中でも将来に亘って自社を成長させていこうと心に決め前向きに進んでいく。そうすることは、結果として最大の地域貢献に繋がるものと考えます。

将来を見据えながら今何をしなければならないのか。

不退転の覚悟を持ち、烈々たる気迫をもって物事に挑むことで、必ずやその成果は見出せるものと確信します。

卒業したら故郷へ戻って働きたい。私は大学に入学した頃からそんな想いを持っていました。その想いは変わらぬまま4年間を過ごしていたことを今でも鮮明に覚えています。家族や友人が暮らし、思い出の詰まった大好きなまち、我が郷土。
しかし、現在このまちにも財政問題、少子高齢化、福祉に関する問題等々、今前向きに取り組んでいかなければならない課題が多くあります。まずは、我々自身がその課題解決についての意識を高めていかなければなりません。
そのうえで、私たちの想いを地域、市民へと伝播させたいと考えます。私たちが地域を構成する市民、企業、諸団体と共に課題の所在を認識し、今まで創り上げてきたネットワークをさらに強固なものへと構築するためにも、自立的に協働していきたいと考えます。そして、このまちにあるすばらしい自然や伝統文化、住環境の良さや美味しい食べ物などを複合的に結び合わせていくことで、地域としての価値を他団体と共に協創し、地域力を広く県内外へ発信したいと考えます。その担い手に我々がなろうではありませんか。

まちづくり 誇るべき私たちのまちの課題に向き合うために

 

2010年度 理事長所信